CL症は常染色体劣性遺伝という
遺伝病です。
脳の神経細胞が侵されていき
3才まで生きられないという辛い病気です。
検査をすると
遺伝子を受け継いでいないクリア
遺伝子を受け継いでいるキャリア
発症するアフェクテッド
いずれかの結果になります。
確率で言えば
クリアとクリアで交配してもキャリアや発症犬は産まれません。
クリアとキャリアの交配では1/2がクリア1/2キャリアが産まれます。
キャリアとキャリアの交配では1/4が発症犬1/4がクリア
1/2のキャリア犬が産まれます。
今、現在も発症し苦しんでいる
ボーダーコリーと飼い主さんが北海道におられます。。
2008年8月23日生まれのモクくん
(生年月日・コールネームの許可はいただいております)
前述の
2007年7月25日生まれのコたちと両親同じ兄弟です。
もしこのコたちで交配をお考えならば
必ずCL症の検査を受けてほしいと伝えたい。。
モクくんたちについては
こちらをご覧ください。
モクくんたちはコビりんと血縁があります。
コビィとりんだは繁殖する意志がなかったので検査をしないで
今に至っています。
もしかしたら・・コビィもりんだも
血統のラインから考えると
キャリアの可能性も否めないかも知れません。
キャリアであることはクリアなコと個体自体
何も変わりません。
ただCLの遺伝子を次世代に伝えてしまうので
交配はさけてほしいと思います。
遺伝病はCLだけではありませんが
CLは人間の意志で「0」にできる遺伝病のひとつなので
なんとかなくなってほしいと
犬飼いのひとりとして願っています。
モクくんに少しでも穏やかな日が
ありますように。。。
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